小豆島醤油蔵見学2軒目は
☟こちら。
ヤマロク醤油 さん。
小豆島では大きな木桶での昔ながらの醤油づくりが脈々と受け継がれています。
しなしながら。
その大切な木桶を作れる職人さんが減り続け、醸造用木桶は存続の危機に立たされています。
そこでヤマロク醤油5代目の山本さんが木桶復活のプロジェクトを立ち上げたのですが、そのお話がまたすごい。
まさに木桶への熱い思いが人と人を結び付けて広がったプロジェクト。
プロジェクトを立ち上げるまでの経緯、いま現在の取り組みなどなどは
ぜひたくさんの人に知って頂きたい!!!
そして、木桶での醤油醸造を守り続けるヤマロクさんでは随時見学をさせてもらえます。
ただし、納豆は来る前数日は食べてはダメです。
納豆菌に他の菌が負けちゃうのでね( ´艸`)
こんな間近で、できる前の醤油(もろみ)が見れます。
微生物の小さな息遣いが聴こえませんか?( ´艸`)
この中で約2年。
この発酵熟成に木桶が大きな役割を果たします。
カギは木桶に住みつく微生物。
木桶にはたくさんの微生物が住みつき、その微生物が発酵を促し深みのある複雑な味わいを作り出してくれるわけです。
それはステンレスのタンクで作ったものとは一線を画すもの。
醤油の複雑な風味と味わいは木桶に住む無数の微生物が生み出す自然の産物なんですね。
これは人類としても無くしてはいけない…。
実際に見学して改めて思いました。
醤油、味噌、味醂、酒、酢…。
身近過ぎてあまり考えたことがなかったけど、わたしたちの食を支えてきたのは木桶だったんだ♡
そんな木桶を守るために遠く離れたイチ消費者のわたしにできること…
恐らくそれは「いい調味料を選ぶ」こと。
いいものを選ぶというのは作り手の思いと誠意を受け取ることかもしれませんね。