2023年も発酵で発幸

遅ればせながら

あけましておめでとうございます。

新しい1年が始まったので
お気に入りの一冊を読み返しています。

発酵道 酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方 [ 寺田 啓佐 ]

発酵と腐敗は紙一重。
ヒトにいい影響を与えれば「発酵」
ヒトに悪い影響を与えれば「腐敗」
つまり、腐敗かどうかはヒトが決めているのです。

でも微生物は、自分の仕事を全うしたら

次の微生物に役目を託して消えていくという
自然のままの生命活動をしているだけ。

ヒトにどんな影響を与えるかなんて関係ない。
そこに私利私欲、他人の目は全くないわけです。

筆者はそれこそが
自然の一部としてのヒトの在り方ではないかと言っています。

ヒトは時々勘違いしてしまう生き物かもしれません。
自分の人生は自分でコントロールできると。

もちろん
やりたいこと進みたい道は自分で決めるのが大切。

でも、
人生や周りの人をコントロールしようするのは自然に反することで
自然に反したことをすれば必ずしっぺ返しが待っている…。

そういう意味でも「ヒトは自然の一部」なのかもしれません。

人生と人間関係のコントロールを手放して「発酵させる」

そんな風に考えたことはなかったけど、
とても面白い考え方だなと思います。

発酵は止めると腐敗します。
逆にいえば止まらない限り腐敗はしません。
自然に反していなければ発酵し続けていくのです。

でも
ひとりだけで発酵するのは難しいから
周囲の力を借りながら
共に幸せに醸されていく

それはヒトにとっても本来の生き方なんだろうな

他の人と比べても
誰かと争っても
自分を卑下しても
意味がない

それよりも
発幸力を高めていこう

わたしの人生はちゃんと発酵しているかな？

腐敗していないかな？

時々そんな風に向き合いながら。

発酵するも腐敗するも
じぶん次第。

新年早々長くなってしまいました( ´艸｀)
今年も発酵暮らしにお付き合いくださいませ♪