化粧水用の今回のハトムギ製麹
↓ 蒸し取後
一見すると特にふやけた感じもなく良さそうに見えましたが…。
蒸しあがったハトムギは、
すぐ潰れてしまう上にべちゃっと指にくっつき
ベタベタといつまでも指から離れない…
明らかに
「外硬内軟」ではないと感じる水分量でした。
浸水後は、
中までしっかり浸水できているかを確認する”かしチェック”もOKでした。
が、その後出かける用事ができてしまい
水切りをして冷蔵庫に入れていた…
うーーん。
考えられるのは、この工程で余分に水を吸ってしまったか、
或いはただ単に蒸す時間が長かったか。
麹作りでは
浸水、蒸しがとても大切です。
穀物の内部にまでしっかり吸水ができていること、
かと言って水分が多すぎてはダメ。
蒸す際には、
外側はしっかり硬さがあって内部は柔らかめの
いわゆる外硬内軟を目指します。
ここでの蒸し具合、水分量が
その後の麹の成長に大きく関わってきます。
麹菌を振りかける前の手仕事が、
麹菌がしっかり根を張り良質な酵素を生み出す為の土台作り、下地作りというわけです。
水分が多い「べちゃ飯」は
他の雑菌が繁殖しやすく
良質な麹は期待できないので・・・
なので今回はさっさと中断( ´艸`)
諦めが早い(笑)
小分けにして冷凍しておけば
ご飯に混ぜたりサラダや煮物に入れたりと
普通のはとむぎと同様美味しく食べることができます。
キャロットラペに入れても〇
べちゃべちゃになるのかと思いきや、けっこう歯ごたえもあって
いいアクセントになっていました^^
むしろ茹でたものより美味しい♡♡
失敗だけど失敗じゃない^^
ーつづくー