ちょうど1年前に、
大豆で麹をおこし醤油を仕込みました。
↑ 蒸した大豆を一気に冷まし、醤油用の麹菌を振りかけ砕いた小麦を混ぜます。
冷ますのは息子担当( ´艸`)
↑ 通常の製麹同様、電気ひざかけに包んで保温し無事麹が完成。
↑ できた豆麹を保存瓶に入れ、塩、お水を加えたらよく振って仕込み完了です。
時々かき混ぜて約8カ月~1年ほど寝てもらいます💤
そして仕込んでからちょうど1年。
記念日(?)に絞ることにしました。
12月に仕込んだものはもうちょっと寝てもらおうかな。
↑ 本当はドロドロぐちゃぐちゃになるはずでしたが、
混ぜ方が甘かったのか割と澄んでる…
これでいいのか悪いのかよくわからないですが
色がとてもいい感じなのでとりあえず絞ります。
↑ まずは漉してゆっくり時間をかけて下に液体が落ちてくるのを待ち、
最後にさらしで優しくもろみを絞ります。
すると
↑ 澄んでとても綺麗なお醤油に(⋈◍>◡<◍)。✧♡
絞ってすぐの火入れをする前の醤油は
「生揚げ醤油(きあげしょうゆ)」
といい、一般的には出回らず
醸造元か手作りした人しか味わえない貴重な醤油だそうです。
でもこれがすごく美味しい!!!!
もうすごく美味しい!!!!
醤油独特の香ばしい香りはなく
とてもさっぱりした味わいで
でもしっかり旨味を感じます。
ほんのり甘みも感じられ、
絶対卵かけご飯に合うな~という印象(笑)
白いご飯に溶いた卵をかけて
削りたての鰹節をのせたら
生揚げ醤油をタラーッと。
案の定最高でした。
手作りして良かった!と思えた瞬間。
大豆に麹菌を生やすのはなかなか難しくて、
完成するまでは常に納豆菌との闘い。
納豆菌に侵され二度製麹を失敗しました。
そして熟成後半は表面のグロい見た目との闘い( ´艸`)
その後も何度か挫折しそうになりました。
特に今回のは
失敗が続いてからの豆麹作りで
酵素の出来具合も不安でしかなかっただけに
出来上がりの味と、部屋中に広がる醤油の香りに心底ホッとしました。
少しの失敗と不安は
発酵がなんとかしてくれる。
すごいぞ発酵