久しぶりに実家へ。
数時間の滞在だったけど、
孫に会えたと両親がとても喜んでくれました。
義親、実親の介護を20年近くしてきた母は、
数年前に最後の介護を終え
燃え尽き症候群のような状態になっていました。
「何をしていいのかわからない」と言っていたので、
そんな母を心配して近くに住む兄が庭に数種類のハーブを植えたのです。
摘みたてハーブは香りも味もみずみずしい。
元々人や植物の世話をするのが好きな母は
ハーブを育てるうちに段々と元気を取り戻し、育てる種類も少しずつ増えていきました。
今は30種類ほどを育てていて庭がちょっとしたハーブ園になっています🌿
最近は兄もハーブの魅力にはまり、母に付き合って車で苗を買いに行ったりしています。
もはや家族ぐるみの趣味🤣
「植物を育てると心が穏やかで優しくなるのよ〜」と母は言います。
育てながら心が癒されて穏やかになるのは
私も麹作りで感じていました。
麹が成長しやすい環境を整えてあげて
何が必要か
何が不要か
と状況と状態を感じながら「麹のために」手を加えていくのだけど、
手入れ時に感じる柔らかい感触や温もりや香りに
実はこちらがすごく癒されているなと。
むしろ最近は、いい麹を作るためというより…
癒やしを求めて製麹している気もしなくもない…( ´艸`)
ショッピングやエステもいいけど
心のリハビリには
愛情をもって何かを育てるというのはとても有効なのかもしれないな。
母が淹れてくれたくれたミントティーとリリエンベルグのザッハトルテ。
これも心の癒し( ´艸`)