世界的なコロナウィルス感染者数を見ると、
日本の第六波が杞憂だとはまだ言えそうにありませんね。
でも、とりあえずここ最近はコロナが沈静し、
ネオンの灯が戻って来たことに少し安心感を憶えます。
早速浮かれて昨日私はしゃぶしゃぶ食べ放題に行ってきました。
そして今朝は胃が重い。。
しかし、こんな時にもハーブは見捨てたりはしません。
消化不良にはジンジャーが良いそうです。
おなじみのショウガですね。
ただし薬用ハーブティーとするのは
辛みの強いショウショウガ(小生姜)、
チュウショウガ(中生姜)を用い、
食用とするのは同じショウガでもオオショウガ(大生姜)です。
ジンジャーは漢方薬でも使用されていて、
その加工方法により呼び方や効能が変わります。
生のジンジャーを乾燥させたものを「生姜(ショウキョウ)」。
一方、湯通しまたは蒸して乾燥させたものを「乾姜(カンキョウ)」と言います。
私はどっちもジンジャーじゃないか、
なんて野暮な考えを持ってしまいますが、
先人は加工の仕方で利用方法を使い分けたのですね。
本当に頭が下がります。
なお生姜で代表的な漢方薬が「葛根湯」など。
一方、乾姜は「小青竜湯」などがあります。
さてジンジャーティーですが、辛みを抑えるために私は甘草(リコリス)をブレンドしました。
このブレンドがなんとも香ばしく、
また甘さがふんわりこみ上げて、とてもおいしいのです。
身体が温まり、気持ちにホッコリとしたゆとりを生み出します。
後味にも少し辛みが残り、この辛みにより内臓がすっきりした感じがしました。
消化不良の効果が少々出てるように感じます。
飲みにくいと感じるハーブでも、例えば甘草やペパーミント等々を加えると飲みやすくなり、同時に相乗効果で効能をさらにひきあげるものがあります。
ここが生薬やハーブの奥深さの一つでもありますね。
色々組み合わせを変え、オリジナルハーブティーを試してみるのも楽しいかもしれません。
生薬の王様 甘草(リコリス)については日を改めて記事を書きたいと思っています。
【効能】消化不良、消化機能亢進、利尿、制吐、つわり、乗り物酔い、発汗、殺菌、風邪
あくまでご参考ということですが、
【おすすめ度】★★★★☆
【飲みやすさ】★★★★☆
【お求めやすさ】★★☆☆☆