麹とまいにち

麹漬けの日々

出勤前の一服

通勤時に品川駅の改札から港南口に向かう人の波に流されていると、

自分の意志で歩いているのか、流れるプールのように通勤の人たちが起こす空気の流れに歩かされているのかわからなくなります。

もしかしたら私もその空気の流れの一部となり、別の人の背中を押してしまっているのかもしれません。

 

知ってか知らずか、時々外人さんが流れに逆らってカメラを構えています。

そうすると、川の流れの中にある石を水流が左右に避けていくように、通勤の人の流れが左右に分かれていきます。

こういう風景は珍しいのですかね。

 

外人さんには自分の姿はどんなふうに写っているのでしょうか。

気持ちに逆らって出勤しているわけではありません。

かといって、コロナ禍の中、喜んで出勤しているわけではありません。

ただ、意思がなく機械的に会社に向かっている自分がいます。

無心の自分に、あるいは仕事の心配をしている自分に、ふと我に返るとせっかくの今しかない今がもったいなく感じてきます。

 

私はいったん自分時間を取り戻すため、オフィスに入る前に、庭で栽培して水筒で持参した「アシタバ茶」で一服してから出勤していますよ。

今日のは夏に収穫しておいたものです。絵が地味ですみません(-_-;)

 

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