姿勢も料理♡
Amazonプライムで「かもめ食堂」を観ました。
北欧フィンランドが舞台で、
異国の地でたった一人で
食堂を営むサチエさんを中心に
最初はぎこちなかった現地の人々が
少しずつサチエさんに心を開き
みんなにとって居心地よい食堂が出来上がっていくというお話です。
訪れる人それぞれのストーリーと美味しそうな料理が魅力的💛
本で読んだことはありましたが、
映像で観たのはほんの1年ほど前。
そしてこの1年で4回目の鑑賞( ´艸`)
だって。
…『やっぱり猫がすき』よ( ´艸`)❣
わかる人にはわかる(⋈◍>◡<◍)。✧♡
たまらんね~♡♡♡
話が逸れましたが(笑)、
「かもめ食堂」を最初に知ったのは韓国の本屋さんでした。
韓国語で本を読めるようになった記念に(?)
翻訳された日本の書籍を片っ端から読んでいたときです。
正直、どんな内容かよりも
表紙の小林聡美さんの写真に惹かれました。
姿勢がいい。
実際、映画の中のシーンでも
サチエさんの料理する姿がとても綺麗で、
すぐ猫背になってしまう私は
その姿を思い出すだけで
背筋が伸びてしまうのです😆
というのは
調理中の姿勢は出来上がりを左右する
大切な要素の一つだと思うから。
自分が「おいしい料理」を作りたいと
思うようになってから
とても意識するようになりました。
姿勢がいいということは
全身の力がほどよく抜けているということ。
なんとなくですけど、
身体の力が抜けて鼻歌でも歌いながら楽しそうに作った料理と
全身ガチガチで凝り固まった表情で作った料理…
どちらが食べたいか?
わたしはやっぱり…前者を選びたいかな
サチエさんはおにぎりを握る姿も自然で素敵。
日本のソウルフードであり食堂の看板メニューの🍙。
ものすごくシンプルだけど、実は
握る人や握り方によって味が変わってしまう
結構繊細な食べ物だと思います。
だからか自分好みのおにぎりに出会った時は
とーっても嬉しい (*´▽`*)
サチエさんがおにぎりを握る姿勢は
肩と腕の力は抜けているのに
手のひらに適度な力が加わっているのがわかります。
手に塩をつけて握る昔ながらの握り方。
やっぱり塩はこだわりものかしら。
今まででどんな人に作ってあげたのかしら。
と色々妄想が膨らみます(笑)
…あれは絶対美味しいはず🤤
サチエさんのおにぎり食べたいなー♡
作る姿も料理の一部。
適度に力が抜けた背筋まっすぐの姿勢からは余裕や余白を感じます。
その姿に
「この人に私の味覚を預けてみたい」と
思ってしまうのです( ´艸`) ☜ わたしだけ?ww
その信頼感のようなものは
少なからず味に影響しているような気がします。
麹作りも同じね。
余分な力を抜いて姿勢を正して。
作っている姿だけで
「あの人の麹食べてみたいなー」と
妄想してもらえるように。
力を抜こう。。
たくさん経験を重ねよう。