Rice Leaf Garden

麹と発酵ときどきハーブ

食事は愛情

毎日三食きちんと用意してもらっている子は、

将来グレません

 

息子が赤ちゃんの頃に離乳食講習で

栄養士さんが力を込めておっしゃっていた言葉です。

 

私は今でも

その言葉を子育ての礎にしています。

 

三食と言っても

毎回手作りにこだわる必要はなくて、

ビーフードに頼ってもいい。

お子さんが少し大きくなったら

お惣菜を買ってきてもいいじゃない。

 

でもね。

買ってきたものを、

おうちの食器にちょっとのせてあげてね。

もしまだ余裕があったら

レタスを洗って簡単なサラダでも作ってあげてね。

そのひと手間が

子どもにとっては親の愛情そのものだから。

 

そしてもしあなたの料理で

子どもが喜んで食べてくれるものがあったら

それは頻繁に作ってあげてください。

喜んでくれなかった料理も

敢えて時々出してください。

それも「おうちの味=あなたの味」だから。

 

あなたの味を覚えている子は

大きくなってファーストフードの

虜になったとしても、

必ずまたあなたの味に戻ってきます。

 

例え道を逸れてしまったとしても

必ず本来のその子の道に戻ってきます。

 

 

この言葉を子育ての初期に聞いたわたしは、

食事だけは親としてしっかりgiveしようと決めました。

 

逆に言うと…

それ以外は…まあ…適当でwwwww

 

でも

わたしが育ってきた家庭の味、日本の味は

この先も自分なりに

伝えていきたいなと思っています。

 

息子本人はどう受け取るかわかりません。

もっと美味しいのが食べたいと思ってるかも?( ´艸`)

それに将来お嫁さんができたら、

馴染んだ味から離れて

お互いのおうちの味を基に

新しい味を作っていくでしょう。

 

でも「衣・食・住」の中でも親の愛情が伝わりやすい、

そして最も大事なことはやっぱり「食」だと思うのです。

親として大そうな事はできないけど

息子が大人になって

「うちの母ちゃん、

ご飯だけは頑張って作ってくれてたなー」

なんて

時々わたしの料理を思い出してくれたら御の字😆

安心してあの世にいけます😇

 

 

f:id:rice-leaf:20210608212924j:plain

 息子が初めて離乳食を口にしたとき。

スプーンを噛んで離してくれなかった(#^^#)

 

もう9年も経つんだ…