12月12日東大和市駅にある東京薬用植物園に行ってきました。
目的は「セルフケアと生薬ー医薬品かサプリメントか」という講座の予約していたためです。
仮にコロナ禍がなかったとしても、2020年4月から全面施行された「健康増進法」で、一層注目をされ始めたセルフメディケーション。
植物や油成分を用いたサプリメントに健康増進効果はあるのかというテーマでした。
先生のお話は健康保険食品にまで及ぶ幅広いものでしたが、フィトケミカルについては、植物成分を定められた方法で抽出し、定められた精製過程を経たエキスにはエビデンス(科学的根拠)があるが、植物そのものにエビデンスがあるかは疑問とのことでした。
個人的にはハーブや薬草を煎じて飲むだけで、
花粉症やお通じにエビデンスを感じているのですが、これは気のせいなのかなぁ。。
でも、生薬は成分同士の相乗効果で漢方薬のようなエビデンスを生み出しているのですし、また最先端の研究でもまだ未知の部分も多いと聞きます。
自分の感覚を信じて、勉強を続けていこうと思います。
休憩時間には会場から聞こえてくる雑談がもろ薬剤師ネタ。
法学部出身の門外漢の私は、理系のアカデミックな雰囲気に触れ少し賢くなったような気持ちになりました笑
前後しますが、講義が始まる前に園内を散歩しました。
ここには、研究目的にケシの花が栽培されていました。
檻の中で厳重に管理されていて、カメラを向ける手も緊張しました。