問題になっている麹について
数日前、友人からお土産にいただいた紅麹味噌。

回収対象になってしまいました。
食べるのをとても楽しみにしていたので残念😢
(☝️使われているのは今回の症例とは異なる種類で、予防的措置としての回収のようです)
紅麹菌は「ニホンコウジカビ」など日本の麹菌とは属性が異なるため、別の菌ということになりますが、紅麹菌は菌自体が弱いうえに製麹時間が長く培養が非常に難しいそうです。
起源とされる中国では古くから生薬として利用され、
明の時代の薬学百科全書「本草綱目」にも記述が残されています。
また老酒や紹興酒などの原料としても使用されており、長い歴史があることがわかります。
起源が違うとはいえ、紅麹菌も黄麹菌もカビであり近い親戚には猛毒の仲間もいます。
日本の麹菌は毒を持つカビがペットのように飼い慣らされ無毒化したものではありますが、種麹の選び方や培養環境など留意しなければならない点はいくつかあり、それを大きく逸脱したものは麹自体に毒がなくても危険がないとは言いきれません。
だからこそ闇雲に恐れるのではなく、麹菌のことをきちんと知り正しく恐れてほしいなと…麹を伝える側としては思うのです。
今回のことで、麹は怖いもの、危険なもの、家で作るなんてもってのほか!という風潮が生まれなければいいなと思います。
ヨガと麹ランチの会を開催しました。
「水と稲」の春のコラボイベントが無事終了しました。


水と稲は、高校の同級生で結成したユニットです。
水はヨガを担当。
稲は麹料理を担当。
季節の移ろいに伴う体の不調に合わせた自分養生を提案しています。
今回は「春のデトックス」がテーマ。
冬に溜め込んだ余分なエネルギーや老廃物は、春の陽の気と共に上へ上へと上昇する特徴があります。このことから東洋医学では、春の不調は上半身や体の表面(皮膚)に出てきやすいとされます。
そこで体内の不要物を解毒してくれる「肝」の働きを助けつつ、老廃物が上昇するのを抑えてくれる食材を意識して摂り、適度な運動で気血の巡りを促すことが春の養生となります。
さらに麹は栄養素をより効率よく体内に吸収してくれる効果があります。
旬の食材と麹調味料を組み合わせる事は、胃に負担をかけずに腸への吸収を助けてくれる点で理にかなっていると考えられます。

当日お出ししたのはすべてに麹調味料を使ったお惣菜ボックスとちらし寿司。
蓋を開けたときのみなさんの笑顔が次回へのモチベーションとなっています♪
初めましての方も、リピートで来て頂いた方も、数あるワークショップの中からご参加くださり本当にありがとうございました。
次回は6月の開催を予定しています。
麹の学び場の選び方
麹や発酵の資格はいまや多種多様、色々なものがあるけれど、
「どれを選んでいいかわからない。」
という声を度々聞きます。
わたしも迷いに迷って麹の学校に決めたから、経験談として記しておこうと思います。
わたしが麹を学ぼうと決めたとき、
「この資格をとればたくさんの仲間とこんな煌びやかな未来が待ってます!」という
魅力的なキラキラした資格もたくさんありました。
そっちの世界に行けるなら!と流されかけたけど、
そもそもわたしはそういう世界が苦手だった🤣
苦手というより、キラキラ輝いてるママや同世代の女性の輪の中に入る自信がないのです。
わたしにはきっと眩しすぎるのね。
その点、麹の学校は割と地味(なかじさんごめんなさい🙇♀️)。
でも麹のことならマニアック過ぎる所まで深掘りできる職人気質な雰囲気があって、
何より講師のみならず受講生の知識レベルが相当たかい。
そこがいいなと感じました。
ここに集まる人は、表面的な麹好きではない強者ばかり。
麹や発酵についてよく勉強されている方ばかりなのです。
わたしなんぞ足元にも及ばないけど、麹だけでなく発酵のことならなんでも答えられるような人になりたいと!門を叩いたわけです。
実際そうなるには、おそらく残りの人生をかけても達成できないわけですが(;´∀`)
誰から学ぶか
誰と学ぶか
学んでどうしたいか
たくさん見たり調べたりして
自分が納得する講座を受講してみてください。
どの道を選ぼうとも
自分が納得した所で学び、さらにそれを活かそうとする姿勢が何よりとても大切なんだろうと思います。
👇麹の学校ホームページ
2024年のスタート
あけましておめでとうございます
2024年の幕開け。

今年もおせち料理をたくさん作りました。

おせち21種+父用に参鶏湯+兄用に食べるコチュジャン
全23種。あとおつまみ数種。
それを二日で。めっちゃ大変だったー💦


新年早々色々あって素直には喜べないけど
こうして家族みんな集まって新年をお祝いできたことに感謝しかありません。
いつ誰に何が起きるかわからない
明日が来るかどうかもわからない
全ては当たり前ではないんですね。
いままで以上に色々な事を深く考えたお正月でした。
2024年。
しっかりと地に足をつけて
しっかり前に進もうと思います。
東先生の製麹講座
東京農大のオープンカレッジで講師をされている東和男先生の
製麹とくべつ講座にいってきました。
東先生は発酵と醸造について数々の書籍を書かれている専門家の先生です。
二日間にわたり
麹ができるまでの工程と理論を実践を交えて教えていただきました。

麹菌をふりかけた蒸米をポリ袋で保温。
これは師匠のなかじさんもオススメされていました。
麹の初期の成長に欠かせない湿度がちょうどよく保てるんですって。
菌糸がお米に根を張るところまでは先生の研究室の保温庫で。
あとは各自自宅に持ち帰ってお世話をします。
お世話といっても温度計管理はなく、
数時間ごとに混ぜて保湿・保温するというお手軽な方法。
お米の中に菌糸が入りこみさえすれば、
温度が上がっても下がってもそれほど気にしなくてもいいよ~と( ´艸`)
先生は「家で作る時はあまり神経質になり過ぎなくて大丈夫。」と
繰り返しおっしゃっていました。
気を使いすぎて気軽に作れなかったら家で作る意味がないでしょ?と。
逆に、
お米に菌糸が入り込むということはそれだけ大切なことだということですね。
↓そして自宅で無事、出麹。
湿度もほどよく保てていたようで、綺麗に菌糸が伸びました。
☞これね。ほんと、この瞬間が・・・最高なんですよ(⋈◍>◡<◍)。
嚙んで見るととても甘い。大成功です♡

先生のお人柄と、他の参加者さんとの発酵話がとても楽しく
振る舞っていただいた日本酒がさらに美味しく感じられました。

☝こちら東先生と、先生の研究所に保管してある木桶の底板。
製作者と年代が書かれています。
明治一三年!!!
この底板・・・
目の前にさりげなく置いてあって、、
私はてっきり・・・塔婆だと思ってたのー。
お墓でみかけるあれです…。
なので、すごく気にはなっていたけど、
「きっと何か事情があってここにあるんだ、きっと触れない方がいいんだ」と
最後までずっと見て見ぬふりをしていたのー(笑)
そしたらめちゃくちゃ貴重な木桶の底板だった( ´艸`)
並べる向きも独特で、丁寧に教えていただきました。
知れてよかった…。
二階にはさらに貴重なものがたくさん眠っているそうです。
いつかそのツアーもやっていただきたい(笑)
第二回「水と稲」のイベント開催しました
「水と稲」のイベント、
無事2回目を迎えることができました!

今回は40代から70代までの幅広い年齢層のかたが参加してくださいました。
最初は陰ヨガから。
東洋医学の陰陽五行のお話から、冬に出やすい不調のお話、自分の整え方のお話などがあり、実際に陰ヨガを行っていきます。

陰ヨガは、自分の内側の様子を観察し、整えていく比較的動きの少ないヨガです。
未経験の方も、性別・年齢に関係なく楽しむことができます。
わたしも料理の準備の傍ら、脇でマットを広げて伸びておりました。
気持ちよすぎて寝そうでした( ´艸`)
ヨガの後は麹ランチ。
今回は韓国料理を麹でアレンジしました。
冬に弱りがちな腎を補う食材を使って。


「あら参鶏湯おいしいわね」とマダム。
食べるのに夢中♥
甘酒入りですがほとんど甘酒感はなく、素材からの出汁がいい旨味になっています。
数種類の風味塩で味変もお楽しみいただきました。
このあとお鍋の前にお代わりの行列ができました(笑)
最後はお鍋も空っぽに。
喜んでいただけてよかった(^▽^)
最後はちょっとしたおやつ。

息子が小さいときによく作っていたスマイルクッキーです。
今回は味醂のシロップを使い、噛むほどに味わい深い
でもどこか懐かしい優しいクッキーに仕上がりました。
毎回、「水と稲」のふたりで
どうしたら参加者に喜んでいただけるか、
無理なく楽しく続けてもらえるためにどうしたらいいか、
意見を出し合って企画を進めています。
まだまだ試行錯誤中ですが
これからも細々と続けていきたいと思っています。
次は春。
春のイベントも準備を始めていますよ💛

