Rice Leaf Garden

麹と発酵ときどきハーブ

元銀行員の名曲

母に誘われて
ちょっと大人なコンサートへ。

 

小椋佳さんのファイナルツアー。

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派手な装飾や演出はなく

キラキラうちわを持っている人も

黄色い声を出している人もおらず(笑)

 

会場に響く歌声とトークにただただ耳を傾ける…

そんな、大人のコンサートでした(*´▽`*)

 

大人のコンサートの良さは、

歌そのものをじっくり楽しめること。

 

小椋さんの曲は

何回も聴いたことがあるはずなのに

歌の世界に入り込んでみるといつもと違って聴こえました。

 

この曲もそう。

 

🎵


愛 燦々と
この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね

🎵 小椋佳/愛燦燦

 

 

なんか…わかる…。

詩の深さがなんとなく理解できる…。

なんならわかり過ぎて涙さえ出てきそうになる…。

 

生の歌声だからか
この方の曲と歌詞が
すーっと心に入ってくる歳になったということか( ´艸`)

それはともかく。

 

人は哀しくてかよわくて

でもかわいい

 

なんて優しい表現なんだろう。

 

 

私も人生の折り返し地点に差し掛かりましたが

自分の人生は本当にこれで良いのか…なんて

いまだに自問自答する日々です。

 

でも、挫折したりまた希望を持ったり

そしてまた心折れたり…また誰かに癒されたり…

そんな所が人間のかわいい所、人間らしさなんでしょうね。

 

その先で "未来たちは人待ち顔して微笑む"

心にしみました(*´▽`*)

私の未来はどんな顔で待っていてくれるのだろう。

できれば笑っていてほしいな。

 

あとで美空ひばりさんの歌声でも聴きましたが

そちらもまた…心?魂?に響く歌声でした。

やっぱり名曲です。

 

会場には高齢の方も多かったです。

というかほとんど私の両親世代の方ばかり。

きっと古くからのファンなのでしょうね。

 

御年78歳の歌声、聴けて良かったー