睡眠の質をあげるために、安眠をもたらすために、その選択肢としてハーブの摂取はとても効果的です。
ですが、脳を覚醒するカフェインを含んで、ハーブとは正反対の位置づけにあるコーヒーにもリラックス効果を生み出すものが実はあるんです。
それが「ブルーマウンテン」と「グアテマラ」。
この2種のコーヒー豆は、香りをかぐだけで脳からα波を出すと言われています。
α波は、心身ともにリラックスした時に出される脳波であり、脳の快楽状態とも言われ、心身のストレス軽減に重要な役割をもっています。
そしてα波の出たリラックスした状態は、快眠をもたらします。
生活のリズムを整え、適度な睡眠時間を取り、適度な運動をすることは、快眠を得ることにつながり、結果ガンや高血圧、うつ病や更年期障害、心筋梗塞にも効果をあらわすと言われています。
一方で頑張って睡眠時間を削り活動時間を延ばすことは、「睡眠負債」を増やすことになり、その結果として不健康になることが、かえって仕事や家庭で生産性を落とすことにもなりかねません。
だから適切に快眠を得ることはとても大切なのです。
少しハーブは苦手だなと感じる方であっても、コーヒーの味を楽しみながら快眠につなげることは可能です。コーヒーの様々な可能性を感じてしまいますね。
コーヒーの世界の奥深さを感じます。
睡眠薬や安定剤に頼り過ぎず、いかに睡眠の質をあげていくのか、それによって減薬や断薬につなげるかは、植物科学(フィトケミカル)の大きな役割です。
植物科学の知見を得て、発酵の知見を得て、心身健康で人生100年時代をまっとうしたいものですね。
あ、ちなみに写真のモーニングセットはブレンドコーヒーのセットで、たぶん「ブルーマウンテン」と「グアテマラ」は入っていないと思います笑