実家のある川崎市にワイナリーがあることをニュースで知り、
いつかは行こうと思っていた蔵邸ワイナリー「カルナエスト」。
ついに行ってきました。
なんと都心(だと思っていた)川崎市(笑)でブドウを生産。
そればかりか、そのブドウを醸造。まさに生粋の川崎っ子なのです。
ブドウの種類は、ピノ・ノワール、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン。
川崎の雑木林を抜ける風が、フランスボルドーの広大な大地を撫でる涼風に思えてきました。
岡上は、昭和14年市町村合併時に横浜市と川崎市にどちらに編入するかの判断に迫られましたが、当時関わりが深かった川崎市に編入。
結果、横浜市に入る込む麻生区の飛び地として今日まで残っています。
さて、訪問時、カルナエストさんの門には小さな看板が立てかけられており、場所はここで間違いがないことを確信。
まだ時間も早く営業時間外でしたので、ワイナリーをおそるおそる門の外からのぞくと、小路の奥に立派な蔵。
これは地元の方々にワイン教室を開催しているとネットで紹介されていた、あの蔵に間違いない!ますます期待は膨らみます。
麹と発酵に携わる者として、また川崎市に実家がある者として、この川崎っ子がどんな味がするのか知っておかなければなりますまい。
地域の風土にあった発酵がどういうものなのか、どうやってそれを見つけ出し、市民に認知してもらい、さらに広げていくのか。興味はどんどん膨らみます。
日を改めて、今度はちゃんとワインをいただいて、ぜひ勉強させていただきたいと思っています。
なにはさておき、このワインを飲まなくてはね!