先日檜原村で麹蓋を作ってから、
息子が『自分の麹蓋』で製麹したいと言いまして( ´艸`)
二回目の製麹をしました。
二回目となると
手際も手つきもなかなかのもの^^
味見をするタイミングもばっちり(`・ω・´)b
いや…味見というよりガッツリ食べていた…
最後まで待たずして全部なくなるかと思いました(笑)
色々と突っ込みたくなる場面は多々あったものの
温度チェックも状貌チェックもメモを取りながら行い
とっても順調でした❣❣
‥‥2日目までは( ´艸`)
仲仕事過ぎたあたりから段々とメモの取り方もいい加減になり。。。
最後は 出麹のタイミングと眠気マックスのタイミングが
見事に重なってしまったこともあり不機嫌さもマックス🤣
完全に製麹放棄状態でした( ´艸`)
お菓子で釣ったりやたらとテンションを上げて
盛り上げてみるも、まぁ、、グダグダでしたわ😆
麹としてはとても良いのが出来たのに。。
こう言う所が子ども製麹の難しさですかね。
麹は生き物だから成長を待ってくれません。
「僕眠いから手入れは後で~」も通じません。
眠くても機嫌が悪くても
お腹が空いても
友達が呼びにきても
お母さんに怒られても
一度作り始めたら
最後まで丁寧に愛情をもって
面倒を見ないといけません。
付きっ切りで世話をする必要はないけれど
製麹している間は麹が優先。
暑すぎないかな?
乾燥してないかな?
苦しくないかな?
と気にしながら
手入れのタイミングをうかがうのが
大切になってきます。
それを面倒くさいと切り捨ててしまうか
それが面白いと学びを進めるかは
本人次第。
だって麹ってお店で売ってるから(⋈◍>◡<◍)
美味しくて良質なものが簡単に手に入るんだもの。
時間と手間をかけて敢えて自分で作るなんて、ねぇ( ´艸`)
「その時間があったら別のことをするよ」
っていう意見があってもいいと思うんですよ。
息子がそう言っていたわけではないけど、
別に麹が作れなくても、生きていくには
何ら問題ないんですよね( ´∀` )
でもね。
わたしが伝えたかったのは
麹の作り方そのものよりも
最後まで自分の仕事をやり通すこと、
自分が楽しようと手入れをさぼれば
育ちたくても成長できない小さな生物がいるんだということ…。
それにちょっとでも気づいて
最後までやり切ってほしいなと思っていました。
でも息子にそれが伝わるのは
まだちょっと先なのかな~。
…ずっと伝わらなかったらどうしよ…( ゚Д゚)
わたしは、 麹つくりは
『気付き』を与えてくれるきっかけになると思っています。
でもどんな『気付き』かは、
作る人、作るタイミングによって違う。
だからこそ奥深くて面白い世界なのだと思うのです。
麹を作り触れることで
わたしも毎回色々な事を気づかせてもらっています。
今回のわたしの気付き。
「麹作りって修行に近いかも…」